ゆるふわ系アウトドア日記

自転車レースは辞めてマッタリ楽しみます

Watteam power meter ファーストインプレッション

このパワーメーターは自分のクランクに自分で装着できることが売りの異色の一品。

アメリカのどこかの自転車機器関連メーカーからスピンオフして作ったベンチャーのよう。以前から気になっていたけれど、グラベルロードのクランク長を変更するタイミングでどうせなら両側計測に、安いし、と購入。

https://watteam.com/

youtubeや説明書等で案内されるプロシージャー通りに装着。で、走行。

ん?なんかパワー値低くね?と走り始めてすぐにわかる。だいたいいつもよりも50~100wくらい小さめのパワーが常に表示されている感じ。いつもと同じ速度で350wの橋の登りを登ってる時に250wくらいしか表示されてなくて萎える。2分くらいの坂でダンシングで400w近くは出てるだろうな、という「一気にライフゲージが消耗されていく強度」でも270wとか。FTPレベルかい。この強度で1時間は走れないお...

同じ場所、同じケイデンスで左右片足ペダリングをすると、左側が右側より70wくらい低い...

で、帰ってから問い合わせ。大雑把なアメリカ人といえど「Hahaha!!! 70wは誤差誤差!!」とか言わないはず。そう、「watteam review」とかで検索して出てくる外国のblogとかでは「watteamのサポートは優しい」とか書いてあるのだ。

とりあえずサポートからはすぐメールが帰ってきて、「zero calibrationやってみれば全て解決さ!」とのこと。今朝通勤前にやってみる→変化なし。

うそ...私のパワー、低すぎ...!?

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こりゃーダメだと帰ってからゼロ点補正と校正をやり直す。校正が自分で出来る(というよりしなければならない)のもこのパワーメーターの特異なところ。

さらにダイレクトドライブ式のローラー台でパイオニアパワーメーターと同じギア比、同じケイデンスでチェック。この実験のネックである「watteamを付けてるグラベルロードの135mmエンド幅(ロードは130mm)」問題は近所の資材屋で5mmスペーサー(60円成)を買ってきて解決。

で、測ってみたのがコレ↓

正確性を出すためにそれなりに長いセッションで、でも3分とかだと飽きるので2分ずつ。多分リニアに差異が出るだろうと思っていたのと、測定にそこまで気合い入れたトレーニングモードで臨んでなかったので、これより高いギア比では測定せず。

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やっぱり低い。ただ、左右バランスはほぼ直っていた。

そして、厄介なのはどの強度帯でも常時低いのではなくパワーを上げていくほど低くなっていく。これより高いパワーでは、多分差が拡大していくんだろうな...ちなみにパイオニアのパワー値はeliteがvolanoのパワー値の目安として出しているグラフ↓(の見た目)と近いからほぼ正しいのだと思う。速度換算して線当ててみるとほぼ一致(パイオニアの方がやや低め?くらい)。

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リニアにパワーが低いのであれば、サイクリングコンピューター側でクランク長設定をちょこちょこ弄って補正する手があるけれど、差異が非線形に差が広がるのであればそうした小細工は効かず流石にメーカーに頼らないと無理。で、そうした諸々の結果を全てデータオープンにしてサポートに投げて現在回答待ち。

 

〜現時点の結論〜

watteam powermeterはすでに正確なパワーメーターを持っている人の2台目として買う分には比較可能だからアリ。1台目としては「正確性が不明」なため非推奨。

サポートは多分英語オンリーなので、英語ダメな人には全面的に非推奨。