5/29 休足日 機材投資考

昨日はいわき生活用の車の納車日で練習後取りに行く。

 納車したのはスバル フォレスター。数年前まで持っていた車と同一だけど、前回のものよりも(当然だけど)年式は新しく、荒地もOKな4WD、内装はクラシカルなLLBean仕様。本革のシートやハンドル周りは必要十分の機能美。見学に行って運転席に座った瞬間からコイツだと決めていた。

が、あくまでもそれは値段との兼ね合いの話。中古車で47万円という金額を聞いて高いと思う人もいるだろうけれど、2年車検や諸費用全て込みなので実質の車体価格は30万円切ると思う。同じフォレスターでも車検までの長さを含めた実質価格でこれが最安だった。で、「値段だけで決めました」と言ったら「LLBean仕様を求めてわざわざ遠方から来られるお客さんもいるんですよ...」と呆れられた。その商売文句がホントか嘘かは知らないけれど。。

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新しいものを買うということは、買ってからそれなりの時間を製品に振り向けるということ。それは、既存のものを使う時間が減る事と等価の場合が多いと思う。

古いものをリプレースする目的で新しいものを買う場合は目的が明確だ。それまで持っていた古いものはもう十分使って価値がなくなったと見做せるので、その投資には無駄がない。

新しいことを始めるために買う場合も然り。以前までの時間の使い方を、人生をよりよく楽しむために変えるということ。

問題は既存のものと似たようなものを買う場合。前のものも好きだけど、新しいものにはわずかに付加価値が付いている(と宣伝されて)欲しくなる。これは大いに問題があると思う。単純に前のものも使いながら、新しいものも併用する。既存のものに残存価値が十分に残っているのにその使用時間を減らしてしまう。これは既存のものが将来生み出す使用価値を目減りさせてしまう行為になりかねない。何か相乗効果が得られでもしない限りは間違いなくそうなるし、たいていの場合、相乗効果は期待できない(と思う)。仮に所有欲が一時的に満たされても、“美人は3日で飽きる”。

買った後で、“自分はこれを買って満足なのだ”と自分に言い聞かせる時間が待っている。

物や人には必ず寿命があり、使える時間は限られている。体が二つになって両方100%フル活用することはできい。だから新しいものを買う時、投資する時は十分に慎重にならなくてはならない。それは必要に迫られた買い物なのか、その買い物が既存の所有物の価値を毀損させる事がないか、十分に考えた方が良い(と思う。人に強要はしないけど)。

自転車業界はそこの辺りのタガが外れた人が割合多く見られることにより成り立っている、と思う。“エアロ効果の高いホイール”や“よく進むフレーム”をありがたがって既存の機材と変わらない物にウン十万円使いこみ、自宅を使わない自転車ゴミ置場にし、「また買ったの⁉︎」と奥様との関係を険悪にする方が多い(ように思う)。

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今回の車購入に限って言えば、その観点ではやや曖昧さが残る。「いわき市は田舎なので車が必需品」と言えばその通りに聞こえるかもしれないが、職場や近所のスーパーから徒歩10分圏内に住み、駅(徒歩20分くらい)まで行く用事も多くない、近くにヤマトや佐川の集荷センターがあって通販の受け取りも問題ない、そんな環境であればいわき市は田舎なので車が必需品」という理屈は必ずしも真ではない。

必要であれば税金の安い軽自動車にすれば良い。何も維持費だけで年10万円以上つぎ込む必要のある普通車という“負債”を背負い込むのは無駄じゃないか、という指摘は正しい。

 

でもね、、、フォレスターはいいぜ(ニヤリ)